SureM

結婚してから何年か経った。忙しい仕事と子育ちで、結婚記念日は形式的なことさえできず、自然に忘れたまま時は過ぎて行った。結婚してから一、二年目は結婚記念日を気にしたが、それ以降はあまりにも忙しく結婚記念日を忘れたまま生活していた。そんなある日、突然自分が契約していた保険会社から「本日は結婚記念日です。奥様にきれいな花束をプレゼントしてください。」とのメッセージが送られてきた。

過去、ある保険会社から顧客サービスとして結婚記念日のお祝いメッセージがモバイルを通して送信された。顧客サービスの事例として、モバイルメッセージを通した顧客管理が会社の大きな話題となるほど革新的な顧客サービスとして注目されたことがある。最近のモバイルメッセージの送信は、一日2回、多くは数十回ずつやりとりするのが日常化されているが、1988年の時点ではこのようなサービスがビジネスモデルとして可能性があるのすら疑われていた。

1998年、SureM の白南旭代表は、サムスンSDIで顧客管理サービスのソリューションを企画及び開発を担当した者である。モバイル関連顧客管理ソリューションを開発し、これに対する顧客の驚くべき反応を見ていた白代表は、一つの会社だけにこのようなサービスを提供するのは、もったいないとの思った。創業に対する意欲からモバイルメッセージサービスを活用する新しい市場を開拓できるという期待を抱き SureMを創業した。

モバイルメッセージ、お金になるんですか？

SureMの創業当時に遡ってみよう。簡単で変わったことのないモバイルメッセージサービスが市場の反響を起こせるだろうかという疑問から投資の誘致にも失態した。当時のベンチャーブームに弁上していた多くの企業は投資の誘致に問題がなっかた半面、モバイルメッセージという平凡なアイテムに対する投資にはめをそらしていたのだ。

しかし、市場はモバイルメッセージ事業アイテムを歓迎していた。創業から9か月間で損益分岐点を超えたのだ。顧客を一々訪問し、新しいサービスの世界を説明すると、顧客の反応は期待以上だった。自社の全ての顧客を対象にしたサービス、また、それぞれの企業の特性に合わせたサービスが可能であるというメリットで顧客は快くサービスの使用を決定した。

また、過去五つのキャリアが存在していた当時にこのようなサービスを提供するようにしただけでなく、各キャリアごとに要求事項を受容したサービスの提供と共にモバイルメッセージの送信の新しい領域を開発してきた。

モバイルメッセージの全て

シュアエムのモバイルメッセージサービス領域は、モバイルメッセージの全領域をカバーしている。
事業初期のモデルとして多くの人が使用しているSMS(Short Message Service)をはじめとしたSMSに発信番号の代わりにフォーンのページのURLを挿入し、送信する Callback URL サービス（全世界最初）、キャラクターダウンロード、着信音、音楽ダウンロードサービスも提供している。

Phone-to-Web サービスと呼ばれる携帯電話とコンピュータ・サーバーを用いた SMS および MMSを通したリアルタイム統計処理（放送プログラム、製品マーケティングイベントに活用）及びリアルタイム結果露出システム、SMSを活用したモバイルアンケートサービス及び入力した文字を音声で自動変換し、携帯及び一般電話に送信（受信者に電話をかけて確実にメッセージを渡すサービス）する TTS, VMS サービス、RFカード SMS 電子出欠管理システムなど、モバイルで具現できるメッセージ関連分野を扱っている。

また、携帯の番号及び住民登録番号とキャリアの加入情報を用いる本人認証サービスとアクセルのデータを利用し、同時に6
5千件まで同時に送信できる PC 基盤 SMS　送信プログラム、ワイヤレス・インターネット・コンバーター・ソリューションそして全世界170か国に700社を超えるキャリア顧客を確保し、国際的なサービスまで提供している。

SureMの SMS サービスは、メージャー級のキャリア3社だけでなく、中小企業のキャリア（0130、0133）まですべてのサービスが可能であるだけでなく、キャリアとの持続的な事業関係を通して、ライバル社と比べて価格的な競争力を確保している。また、国際モバイルメッセージの場合、２０社の外国のクライアントまで SureM のサービスを利用するくらい強力なネットワーク網を保有している。事例としてデイコムも SureM 海外ネットワークを利用しているくらいである。

全世界のモバイルに SureM を詰めます。

事業初期、投資誘致に失敗したことこががむしろ堅実な企業を築くことができたという SureM は、2000年から持続的な売り上げ成長を記録している。ペクナンウク代表は、韓国のモバイルインフラが世界的なレベルなだけ、モバイルサービスも先頭であると示した。

SureM は過去3年間中国市場を分析し、接近してきた。また、本格的な市場進出のためにすでに前から中国専門家を養成してきた。中国現地の漢族が経営する網事業者と中国国際 SMS を安定的にサービスしてきた SureM が最近中国現地の事業者でる中国 SMS 事業権を保有したエムピオン（代表：イジョンイル、韓国内のイフォーハブ代表兼任）と中国現地 SMS 事業分野で共同事業を推進する了解覚書を締結するなど、中国進出に力を入れている。

ペクナンウク代表は周りから SureM を合併したい、投資したいなど多くの誘惑があるといった。
こうした周りの誘惑にも SureM はこれかたもお客様に認められ、目の前の利益でなく、長期的な観点で会社を導きたいと示した。

2005年は、SureM の本格的な海外進出の年として海外進出を通した2倍以上の売り上げアップを果たす計画と共に全世界のグローバル SMS サービスのハブになろうとするという SureM の BHAGsも聞くことができた。SureM は2004年ソウルベンチャー賞で優秀賞受賞会社として選ばれた。